早苗の保育内容と特色
自由で 伸びやかな保育を・・・♪
遊びを通して学ぶ体験を大切に!
幼児期の子どもにとって一番の楽しみは、思う存分に身体を動かし、自身の好奇心を充たし
てくれる「遊び」に他なりません。
「遊び」の中で子どもは様々に試行錯誤を繰返し、そのプロセスを何回も繰り返す中で自分
たち同士で「遊び」の中に次第に工夫を考えていくのです。
こうした「遊び」から得られる一つ一つの経験が、子どもにとってはとても大切な体験とな
り、知識の蓄積となっていきます。
大人が意図的に考えて何かをやらせるのではなく、子どもたちは自分の好奇心と興味の対象
を見つけると自然に遊び始めます。
そうした自発的な「遊び」こそが子どもの脳と知覚に刺激を与え、そこから自分で物事を考
えること、いろいろな工夫を重ねて遊ぶ術を自然に学んでいきます。
早苗幼稚園における行事や取り組みには、子どもたちが自分の力で考え、工夫して自ら創造
力を働かせるような問い掛けを続け、常に自発性を重んじた教育方針を大切にしています。
豊かで自由な発想力、自主的に考える力、そして自立心を身に付ける為には、子どもが持っ
ている「力」を親や私たち保育者が信じることが大切だと考えます。
元気で明るい子どもたち
外遊びから学ぶ大切な体験
早苗幼稚園目指す保育
音 楽
| 早苗幼稚園では、音楽や歌には子どもの感性を豊かに育てる力があると考えています。
音楽教育では簡単な譜面も活用して、どのように表現して演奏したり歌えば良いのか、
そこには子どもたちなりにたくさんの表現方法があります。
画一的な考え方に囚われず、自由な発想や表現力が可能な音楽には、子どもの感性を高
めるものに出会えます。そのような経験を通して想像力豊かな考え方を導き出す体験を
実感出来るのです。
早苗幼稚園では、毎年2学期最後に行う「音楽会」は、プロの音楽家も使う地元の文化
ホールの大舞台で定期演奏会をしています。発表会当日まで少しずつ積み上げていく練
習も、子どもたちが無理なく取り組めるように工夫をしていますので、実際子どもたち
はお家に帰ってからも、それぞれ自分から熱心に練習に取り組んでくれます。そうした
エピソードはいつも多くの保護者の方からもよく話題にしていただいています。
自発的に練習に取り組む姿には、何事に対しても意欲的に立ち向かうことの出来る習慣
が生まれます。人に言われるからしているのではなく、子ども自身の意志で取り組もう
とすることがポイントで、それが将来大きな資質となって花開くことに繋がっていくの
です。
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スポーツ
| 早苗幼稚園には、専属の体育教師が2名常勤しています。園児の運動能力を高めて、身
体をしっかりと鍛えることが、子どもの健康維持と精神面の強さを向上させていきます。
早苗幼稚園では、子どもたちの年齢に応じた体育授業の中で、それぞれの成長に合わせ
た独自のカリキュラムを考えて指導しています。鉄棒、マット運動、跳び箱、平均台な
どのほか、遊びを取り入れたゲーム形式の取り組みを数多く取り入れています。
年長児になると、運動会では組体操にも取り組み、また冬のマラソン大会では2キロの
道程を全員で完走するようにしています。その為の練習として、園内の広い体育館で1
人50週も走り込む子どもの姿が見られます。
ここでも自ら自発的に取り組もうとする姿があり、早苗の子どもたちの様子が伺える冬
場の元気な姿を見ることができます。元気でたくましい子どもに育てることを目標に掲
げて、スポーツ教室の取り組みをしています。
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幼児英語
| 専任の英語教師と外国人教師も早苗幼稚園には常勤しています。幼児英語としての基本
的な取り組み方法は、子どもたちが歌やゲームを通して、楽しく英語に親しめる工夫を
考えて取り組んでいます。特に「英語の発音」に関しては日本語にはない発音が多く、
舌が柔らかく動く幼児期に発声練習やチャンツ(指導方法)を通し、英語の歌に親しみな
がら正しく発音を習熟していけるように目標に掲げています。
「r」、「l」、「th」、「v」など日本語の発音に無いものは、舌の先が柔軟な幼児期な
らでは簡単に習得出来るのです。英語保育は3歳児年少組の子どもたちから取り組み始
めていますが、午後2時以降開催の英語教室でも、年少組から小中学生の子ども達も入
会しています。
発表会では英語で歌ったり、少しラップに似ている「チャンツ」と呼ばれる独特の教授
法を使って、英語の発音が楽しくリズミカルに覚えられるように、指導しています。
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生活面においての教育
あいさつ
| 子どもたちはバスやお歩きで登降園する際、毎日「あいさつ」を大切にしています。
バスの運転手さんや補助の先生たちに対するお礼の言葉。食事のときも皆で声を合わ
せて感謝を込めて「いただきます」のご挨拶をします。
子ども同士も「ありがとう」や「ごめんね」など言葉掛けの大切さを日頃からしっか
り言えるようになっています。しかし、早苗幼稚園として最も大切にしているのは、
子ども自身がそういう習慣を自然に習得出来ることが何より大切だと考えています。
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食 育
| 早苗幼稚園では、春のイチゴ狩り、秋のお芋掘りやミカン狩りといった課外活動を通
して、子どもたちに食べ物の収穫を体験させています。自分で収穫することの喜びと
食べ物に対する感謝の心を育ててあげたいと願っています。
持ち帰ったお芋は、各クラスで「お芋パーティー」を開き、自分たちで収穫したお芋
を料理します。冬場には、待ちに待った「お餅つき」や「クリスマス・ケーキ作り」
を実体験して、クラスの仲間と料理することを楽しみます。
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日常の生活
習 慣
| 日頃から幼稚園では「手洗い」「うがい」「歯磨き」をしっかりと指導しています。
お昼ご飯を食べたあとは、子どもたち一人ひとりが歯を磨いて虫歯予防を徹底してい
ます。また、手洗いとうがいについても、風邪が流行り始める前から、指導を繰り返
しています。
毎日、午後1時30分頃には園内に「お片付け」の音楽を流します。子どもたちは協
力し合いながら、お部屋のおもちゃや遊んだお道具を片付け始めます。みんなが一致
協力をすれば、短時間で片付くことや、共同作業の大切さを自然に身に付けます。
遠足の時にシートを広げ座るところに靴を揃えて脱ぐことや、自分たちが遊んだあと
は周りのゴミ拾いやお片付けをしっかりとしてくれます。こうした小さな積み重ねの
一つひとつが子どもの中で確実に根付き、大人になってもそれが自然と自分のマナー
になるように、日頃の指導に力を注いでいます。
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絵本の読み聞かせ
情操教育の
取り組み
| 午後2時になると各お部屋ではお帰りの準備を整え、子どもたちは担任の周りに座り、
日課の「絵本の読み聞かせ」が始まります。
担任がゆっくり丁寧に読み聞かせる絵本の世界に子どもたちは入り込み、先生の話しに
みんな集中力を集めて真剣な表情で物語に聞き入ります。
豊かな想像力を働かせて物語の主人公になったり、登場人物や動物の気持ちに置き換え、
絵本の内容を理解することで先生に可愛らしい質問をするようになります。
早苗ではこの様な取り組みを情操教育の一貫と捉え、子どもたちの知的好奇心や冒険心、
想像力などを高めるようにしています。
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生活習慣
| 「三つ子の魂百まで」
この諺の意味は私たちの生活習慣についても同様のことが言えます。日常の挨拶やマナー
作法など、小さい頃に自分のものにしていくことが大切です。
早苗幼稚園では、あいさつは勿論、感謝の気持ちを表すこと、食事のマナーや靴を揃えて
脱ぐなど、生活習慣の基本大切に考えています。同時に大人がお手本を示すことが大切で、
ご家庭でも是非その習慣を心掛けてください。幼児教育の根幹とは家庭と幼稚園が両輪を
揃え、一致協力して子どもを導いていくことを理想とします。
難しいことを教えるのではなく、将来役立つ習慣を身に付けさせてあげるという程度でも
十分なので、子どもが社会に出た時に活かされることを前提にしてください。
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園内の様子 令和2年度
保育の取り組みと課外教室について
異年齢と触れ合う縦割り保育
通常保育終了後、2号認定登録の子どもたちは午後2時になると、終日うさぎ組お部屋に集まりはじめます。 異年齢の子どもたちが互いに触れ合う中で、年少の子どもたちはお兄さん、お姉さん組からいろいと教わる機会に恵まれます。
他方、年中・長組の子どもたちも、小さい子どもを教え、導く経験を積む中で、自身の精神面での成長を遂げていきます。
自立心の芽生えにも最適
うさぎ組で異年齢の子どもたち同士が兄弟関係のような触れ合いをすることで、子どもたちは自分以外の年齢差の違いからね次第に物事に対する見方、考え方に気付くようになります。
気付きが出来るようになると子どもの中にも自然と自覚が産まれ始め、やがてそれが自立心を育むように変化していきます。小さいながらも自分の中での成長を見詰められることに繋がっていきます。
英語・スポーツ教室について
英語・スポーツ教室の取り組みについて
徳風学園の各幼稚園では、幼稚園在園児はもとより、
卒園した小・中学生を対象に、創立当初より独自の英語学院とスポーツ教室を開いています。
英語学院では、発音練習の取り組みとして、歌やゲームを使った独自の方法により、自然に英語の発声が身に
付けられる工夫を取り入れています。
文法や学習的なことに縛られず、子どもたちが「遊び」感覚の延長線上で楽しく学べるものを大切に考えています。
スポーツ教室も同様に、様々な「スポーツ遊び」に工夫を取り入れ、身体の柔軟性や反射神経を駆使しなが、身体能力を高めていけるものを大切に考えています。
たくましい身体作りと体力向上を目指し、休み期間中も夏場のキャンプや冬場のスケートやスキー教室も開催しています。
※費用については各教室の案内をご覧ください。
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075-981-2268